これからのタイに求められる、開発拠点(R&D・試作)としての新しい役割
近年、タイは研究開発(R&D)や試作開発の世界同時生産立上げのリーダー拠点としての役割を求められるようになりました。
タイの顧客向けの研究開発を日本から遠隔で行なっていては、機動的な開発はできません。
一方で、高額なCAD/CAMシステムや3D関連機器(3Dプリンタ、スキャナ、解析ソフト)といった機器をタイで自前で用意できる事業所は多くありません。
タイには設備面や技術開発の人材など、研究開発や生産技術開発における困り事や不足が多々あるのです。
当社は、上記のような現地で新たな挑戦をされる企業の困り事を解決いたします。
提携する協力工場(4ヵ所)は、全てに専用の生産ルームを持ち、それぞれ最先端設備を利用できる環境を作っています。
3Dスキャナー、3Dプリンター、各種ソフトウェアなどを駆使して短納期・高難易度開発をサポートしていきます。 品質保証検査を実施できるQCセンター、塗装や蒸着のマスキングの治具を製造するロボットセンターも開設しました。
多関節ロボットを駆使し、設計から素材の選定、造形、最終の仕上げまで、難易度の高いものにも挑戦しています多品種・安定品質に対応できるようになっております。
年々増加するCMFマーケティング対策など、タイにおける様々な相談に対応
携帯電話のカバーやデジカメ、家具、化粧品のパッケージなど、身の回りの製品において、気になるのが表面の「素材」や「色」、「質感」、「手触り」です。このような製品のデザイン分野に欠かせない「CMF」にも対応します。
CMFとは、COLOR(色)、MATERIAL(素材)、FINISHING(加工)の頭文字を合わせたもの。
価値観の多様化に伴い、市場規模が年々増加しています。
タイで開発をしていく製品の、こうした需要にも当社ラボが開発・設計の段階からお手伝いします。
このほか、様々な相談にもお応えします。
例えば、昨年事業スタートした食品機械事業に関して。
タイのチュラロンコーン大学農学部と研究提携し「川口精機製のスクリュープレス脱水機」を利用し、タイでの食品廃棄物問題に取り組んでいます。
筒の中にあるスクリューが回転をしながら内容物の水分を押し出し、内容物を脱水する機械で、生ゴミ等の減量化につながります。
脱水後の内容物は、タイで野菜生産の有機肥料として活用されています。
タイでの研究開発&生産技術開発のお困り事はYN2-TECHへ
当社は、海外ならではのスピード感と機動力を最大限に発揮し、日系・ローカルパートナー企業とのリレーションシップを用いて日本と変わらぬ対応・品質を目指しています。
単なる試作や受託請負だけではない、開発・設計の段階から顧客と二人三脚で取り組むのがポリシーです。
タイでの研究開発、生産技術開発でお困りの際は、当社にご相談ください。